歌手ボビー・キム（４２、キム・ドギュン）はついに答えなかった。ボビー・キムは１３日午後６時２７分、仁川空港出国に到着した後、取材陣の前に立った。この日、現場には約１００人の取材陣が集まった。フラッシュを浴びたボビー・キムが話す言葉はほとんど聞こえなかった。ボビー・キムが空港を抜けた後に確認した結果、ボビー・キムは謝罪の言葉を先に述べていた。

ボビー・キムは「ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。今後、警察で誠実に調査を受けます。本当に申し訳ございません」と述べ、帽子を取って取材陣の前で頭を下げた。

ボビー・キムは「女性乗務員にセクハラをしたのか」という質問には答えずうな垂れた。その後すぐに空港を抜け出した。

ボビー・キムは先月７日、仁川発サンフランシスコ行きの大韓航空機内で酒に酔って大声を上げるなど騒ぎを起こした。しかしその裏には大韓航空側の過失もあった。発券ミスのためこうした事態が発生したのだ。ボビー・キムの前の席に座った乗客の証言もこうした事実を立証する。

ボビー・キムはその間、米国で滞在しながら自粛し、反省した。当初、休暇を目的で行った日程であり、３月まで米国に滞在する予定だったが、入国の時期を繰り上げた。機内騒動があった当時、ＦＢＩが出動し、調査を行ったと伝えられたが、これは事実でなかった。当時、ボビー・キムは米サンフランシスコ航空警察で簡単に認知調査を受け、特に容疑なく帰宅処分された。この調査の後、追加の召喚調査はなかった。米国では容疑なしという結論が出た。

ボビー・キムはしばらく韓国に滞在し、必要な警察の調査がある場合は誠実に応じる予定だ。